Windows環境で Node.js のバージョンを管理(npmも)
投稿日:2017年11月07日
お疲れ様です、仕事場ではmac環境だけど自宅ではwindows環境のナガです。
Mac では node
のバージョン管理は ndenv
を使っているのですが Windows には無いので nodist
というバージョン管理ツールを使用します。
使い方を度々ググっていたので、備忘録になります。 ※早く自宅に Mac が欲しい…。
OS環境
- Windows 10 Home
nodist のインストール
Githubからインストーラーを落としてきます。
Chocolatey
を使っている場合は下記コマンドを叩きます。
※ナガはインストーラー落としてきて導入しました。
choco install nodist
インストールが完了したらコマンドプロンプトか PowerShell で下記コマンドを叩いて動くかどうか確認します。
nodist -v
0.8.8
と表示されたら nodist
コマンドが使える状態になっております。
※バージョン 0.8.8
はエントリー執筆時(2017/11/07)の最新バージョン
nodist コマンドは使えるようになりましたので node
をインストールしていきます。
下記コマンドを叩いてインストール可能な node
のバージョン一覧を取得します。
nodist dist
このエントリー執筆時の推奨(LTS)バージョンである 8.9.0
をインストールするために下記コマンドを叩きます。
nodist + 8.9.0
8.9.0
のインストールが完了したら下記コマンドを叩いて使用する node
のバージョンを指定します。
nodist 8.9.0
想定した node
がインストールされたか確認するために下記コマンドを叩きます。
node -v
8.9.0
と表示されたら無事に node
がインストールされたことになります。
複数のバージョンがインストールされている場合も下記コマンドを叩けば使用する node
バージョンが変更できます。
※ x
にはバージョンが入ります
nodist x.x.x
Windows で vue-cli
が動かなくて困ってたところ下記コマンドで環境変数を設定した(と思われる)ところ、無事 vue-cli
が動きました。
※ 2017/11/17 追記
nodist env 8.9.0
特定のプロジェクトで node のバージョンが違う場合
プロジェクトが特定の node
のバージョンに依存している場合は特定のディレクトリ配下の node
のバージョンを nodist
で変更できます。
例えば node
のバージョン 6.11.5
をインストールしたい場合下記コマンドを叩きます。
nodist local 6.11.5
すると 6.11.5
がインストールされます。
既に 6.11.5
がインストールされている場合は下記のようなメッセージが表示されます。
6.11.5 (C:\Path\To\Local\.node-version)
再び node
のバージョン確認コマンド( node -v
)を叩くと v6.11.5
とメッセージが表示されます。
npm のバージョンをアップデートする
最新の node
にアップデートしても npm
まではアップデートされません。
別のコマンドを叩く必要があります。
npm
の最新バージョン 5.5.1
にアップデートする場合は下記コマンドを叩きます。
※ npm
のエントリー執筆時(2017/11/07)の最新バージョンは 5.5.1
になります。
nodist npm global 5.5.1
インストールされたら下記のバージョン確認コマンドを叩いて、インストールされた npm
のバージョンを確認できます。
npm -v
5.5.1
というメッセージが表示されたら無事、インストール完了です。
特定のプロジェクトで npm のバージョンが違う場合
npm
もディレクトリによって使用するバージョンを変更できます。
ここまでくると何となく想像がつくと思いますが npm
のバージョンを変更したいディレクトリで下記コマンドを叩きます。
nodist npm local 3.x
3.x
、4.x
のように npm
のバージョンを指定すると 3系の最新、4系の最新がインストールされます。
お決まりのバージョン確認コマンドを叩きます。
npm -v
3.10.10
というメッセージが表示されたら無事インストール完了です。
以上です。